松本幸四郎 息子・市川染五郎と共演 「これぞ歌舞伎。多くの方に興奮しに来てほしい」
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歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)と息子・市川染五郎(19)が10日、都内で行われた歌舞伎座「七月大歌舞伎」(同月1日初日)の取材会に登場。2人は夜の部の「裏表太閤記」に出演する。
「裏表-」は、昨年9月に亡くなった二代目市川猿翁さんが手がけた新作歌舞伎で、43年ぶりの復活。宙乗りや早替りといった歌舞伎の魅力が詰まっており、幸四郎は「これぞ歌舞伎というのを堪能できる作品。多くの方に興奮しに来てほしい」。染五郎も「視覚的に楽しめる演出も多いと思うので、若い人にも見てほしい。熱さで暑さを吹き飛ばしたい」と熱く語った。幸四郎の父・白鸚も出演予定で、3世代で舞台上を彩る。
幸四郎自身は22年3月の「石川五右衛門」以来となる宙乗りを披露。「歩道橋もダメ」という高所恐怖症だが「お仕事ならばいくらでも飛びます」と意気込んだ。