藤原紀香 夫・片岡愛之助は「健康でいてくれるだけで幸せ」 グラドル時代をカルメンになぞらえる
女優・藤原紀香(52)が11日、都内で主演舞台「カルメン故郷に帰る」(8月17~25日・新橋演舞場など)の制作発表記者会見に、演出の錦織一清とともに出席した。
赤色の帽子に赤色のドレスを着て登場した藤原は「はぁい、リリィ・カルメンです」とあいさつした。作品は1951年に高峰秀子さんが主演した映画の初舞台化で、東京でストリッパーとして働いていたリリィ・カルメンが故郷の和歌山に里帰りして始まる物語。原作映画を見て感動したという藤原は「高峰さん演じるリリィが明るくてかわいくて、すてきな映画だなという印象でした。錦織先生とご一緒できることをすごくうれしく思っています」と話した。
芸能生活をしている自身とカルメンとかぶるかを問われると「仕事を始めた時は30数年前だと思うんですけども、水着になることも怒られて、(両親に)怒られたりすることもありましたけども、こびるセクシーじゃなくて、かっこいいポージング、目線でカメラマンとセッションしたら、絶対にそんないやらしいものにならない。そう考えて一歩一歩、前向きに仕事をしたところはちょっとカルメンと似ているかもしれません」と明かした。
16年には歌舞伎俳優・片岡愛之助と結婚。公演中に片岡のサポートはあるかと聞かれ「そんなの求めませんよ。家にいて、健康でいてくれるだけで、なんだろう。幸せですし、それはもちろん求めませんし、笑顔で楽しく家にいるときは猫と戯れてる姿を見るだけでいやされます」と明かした。