「虎に翼」鼻歌・東京ブギウギに朝ドラ受けも反応 スズ子と寅子、モデルは同い年【ネタバレ】

 12日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の上司となった多岐川(滝藤賢一)が鼻歌で「東京ブギウギ」を歌っているシーンがあり、前作「ブギウギ」ファンを喜ばせた。

 この日の「虎に翼」では、一向に進まない少年審判所と家事審判所の合併の話し合いに、疲れ切る寅子。だが多岐川はまったく意に介さず、「今日こそは早く帰らねば。いとしの香子ちゃんのもとへ~」と、東京ブギウギの鼻歌を歌いながら、ウキウキで帰って行く。

 東京ブギウギといえば、前作「ブギウギ」のヒロイン・スズ子の代表作。スズ子のモデルはブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子さんで、寅子のモデルとなった三淵嘉子さんと笠置さんは同じ1914年生まれの同い年。まったく同じ時代を生きている。「東京ブギウギ」は1947年に発表されており、12日現在、1948年を描いている「虎に翼」のときにはすでに大ヒット流行歌となっていた。

 「虎に翼」では、第1回でも、寅子が両親が決めた見合いに疑問を感じ、家出しようとするが、はる(石田ゆり子)に見つかってしまい、大阪へ行って梅丸少女歌劇団に入りたい…などと言い訳。梅丸少女歌劇団は、「ブギウギ」のスズ子が所属した劇団で、やはりスズ子と寅子が同時代に生きていることを視聴者に感じさせていた。

 「あさイチ」の朝ドラ受けでも、華丸が「鼻歌が東京ブギウギだった」と気付いており、鈴木奈穂子アナウンサーも「そうそう!」と喜んでいた。

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