桂ざこばさん、喘息で死去 1カ月半前に会見で「喘息で全然あきまへん」の嘆き
落語家の桂ざこばさん=本名・関口弘=さんが喘息のため、12日午前3時14分、自宅で亡くなった。76歳。ざこばさんは4月30日に会見に出席し「喘息でぜんぜんあきまへん」と話していた。
ざこばさんは4月30日、弟子の桂ひろば、桂ちょうば、桂そうばの襲名披露会見に出席。ひろばは「二代目桂力造」、ちょうばは「四代目桂米之助」、そうばは「二代目桂惣兵衛」を襲名した。ざこばは黒のスーツ姿で会見に登場し、その時に「喘息で全然あきまへん。はーあ。喘息あかんわ、ほんまに」と今回の死因となった喘息で、体調が優れないことを嘆いていた。
ただ弟子3人が同時に襲名するという慶事には「ありがたい」と感謝していた。
それからわずか約1カ月半。突然の訃報となってしまった。