玉川徹氏 小池知事の「7つのゼロ公約」は「7つのゼロって言いたかったんでしょう」
元テレビ朝日の玉川徹氏が13日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、小池百合子都知事が3選に向け出馬を表明したことに言及。対抗馬となる蓮舫氏は、小池氏が掲げた「7つのゼロ公約」について、達成しているのかを突いているが、玉川氏は「そもそも『7つのゼロ』って言いたかったんでしょうね」と分析した。
この日は小池知事の出馬表明のニュースを取り上げた。小池氏は以前の選挙で「7つのゼロ公約」として、介護離職、残業、待機児童、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分の7つの部分で「ゼロを目指す」としていたが、番組では実際にゼロとなったのは「ペット殺処分」のみと、具体的な数字を上げて紹介した。蓮舫氏も、この「7つのゼロ公約」について、未達成が多いことを取り上げている。
玉川氏は、小池知事の正式出馬で、「与野党対決という構図になる。そこは一つのポイントになるのは間違いない」と指摘。そして「7つのゼロ公約」については「それを都民がどう判断するか」と述べた。
そして「そもそも、(小池知事は)7つのゼロって言いたかったんでしょうね」と切り出し「小池さんは非常にキャッチフレーズがお上手で、雰囲気的に『あ、7つのゼロ』となるのを作るのが得意なんだけど、実質どうなんだ?というのはちゃんとお話しされた方がいいと思う」とコメント。
さらに「なんで7だったのか。やっぱり7って、ラッキーセブンだったりしていい数字じゃないですか。だから7にしたんでしょうね。ゼロじゃなくてもいいのかもしれないけど、ゼロと言いたかったんでしょう。キャッチーだから『7つのゼロ』と言いたかった」と想像。
そして「もしかしたら、7つの中に無理やり入れたのがあるかもしれない。でも『7つのゼロ』がキャッチーだからそれをやりましょうということだったんだろうというのは分かるんじゃないですか?」とも述べ「それを都民がどう思うかは別問題」とも語っていた。