門倉有希さん告別式 「さようなら、有希」弔辞後には大ヒット曲「ノラ」流れる
6日に乳がんのため50歳で死去した歌手の門倉有希(かどくら・ゆき、本名・金田充恵=かねだ・みつえ)さんの葬儀と告別式が13日、都内の斎場で執り行われた。喪主は夫の金田大(かねだ・まさる)氏が務めた。
この日は大石まどか、岩本公水、水田竜子、おかゆら、歌手仲間や関係者、一般ファンなど200人が参列。告別式はレコード会社・ビクターエンタテインメントの植田勝教代表取締役社長のあいさつから始まり、故人との別れをしのんだ。
また門倉さんが20歳で上京した当時から公私をともにした音楽プロデューサーの境弘邦氏も10分に渡り惜別の言葉を贈った。自身が門倉さんの歌声にほれてスカウトをした当時から、これまでの30年間を回想し「楽しい人生であったと思って僕はこの後、暮らします。ありがとう、有希。安らかに、有希。さようなら、有希」と涙ながらに伝えた。
関係者によると、境氏が弔辞を読み終えた後には門倉さんの大ヒット曲「ノラ」が流れ、それには思わず涙を流す参列者が多く見られたという。