世界のナベアツとのコンビでお笑いコンビ、ジャリズムで活躍したインタビューマン山下が、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「街録ｃｈ～あなたの人生、教えて下さい～」に出演。崖っぷち芸人から大どんでん返しの大成功を収めていることを明かした。

　１９９１年にＮＳＣに入学し、ナベアツとジャリズムを結成。解散、再結成をへて、ナベアツが落語家転身（桂三度）したことで、再解散。その後は芸人として鳴かず飛ばずの状態が続いた。

　しかし一念発起し、うどん店に弟子入りして１年修行。２０１２年に、うどん店「山下本気うどん」を開業した。現在は都内で１４店舗あるという。山下自身は６年間、実際に厨房に入ったが、運営会社からフランチャイズ化を持ちかけられ、商標権を売却。現在もプロデューサーとして関わり、「運営会社から給料をもらっている」という。

　加えて、投資も行い、「資産の９割はドル」という山下。フランチャイズ化の契約金が入った２０２１年に、投資のために持っていた日本円の大半をドルに替えたという。当時は１ドル１２０円。山下は資産は億単位であると話し、「為替ではすごい儲かってます。大ドル持ちです。ハハハハ」と高笑いした。

　現在は「生活のためにお金をもうける必要がなくなったので、Ｍ－１に挑戦したくて、もう一度芸人に復帰している」と目を光らせる。昨年のＭ－１は、ＹｏｕＴｕｂｅで目をつけた街裏ぴんくとコンビ「山下ぴんく」を組み、挑み、３回戦まで進んだが、街裏はコンビの継続を拒否したため、新たに相方を探している。「Ｍ－１の賞金はいらない。名誉の方がめちゃくちゃほしい」と話した。