TARAKOさんお別れ会にちびまる子ファミリー集結、祭壇には「まる子」など担当したキャラ5体
フジテレビ系国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」で主人公・まる子の声を34年間務め、3月4日に63歳で亡くなった声優のTARAKOさんのお別れ会「TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~」の関係者向けの第一部が15日、都内で執り行われ、ちびまる子ちゃんに出演している声優、親族や関係者ら約800人が参列した。
祭壇はピンク、赤、オレンジ、白などのカラフルな花々で形作られた。TARAKOさんが声を担当したまる子、「アンパンマン」のフランケンロボくん、「みかん絵日記」のみかん、「まじかる☆タルるートくん」のタルるート、日本テレビのそらジローといった5つのキャラクターが添えられ、麦わら帽子姿で笑顔を浮かべるTARAKOさんの写真を囲んだ。開式前の会場には「アララの呪文」「ゆめいっぱい」などのちびまる子ちゃんの楽曲が流された。
第一部の司会は、フジテレビの西山喜久恵アナウンサーが務め、冒頭ではちびまる子ちゃんの楽曲を手がけた作曲家・中村暢之氏の指揮によるクインテット演奏が行われた。TARAKOさんの略歴を紹介する場面になると、新しくまる子の声優となった菊池こころ、山寺宏一らは目を潤ませていた。「アンパンマン」などで共演が多かった声優の中尾隆聖、気象予報士の木原実氏、「ちびまる子ちゃん」で30年以上ナレーターを務めた元声優のキートン山田が弔辞を読んだ。