椎名林檎 自身の伝説的名曲に「恥ずかしい」「書き直したい」と連発 「20年ぶりに聞いた」とも告白
シンガー・ソングライターの椎名林檎が、15日放送の日本テレビ系「with MUSIC」に出演。1999年に発表し、現在でも伝説的名曲と称される「丸の内サディスティック」について、「恥ずかしい」「書き直したい」とネガティブワードを連発した。
番組内ではファンからの同曲を絶賛する声が寄せられ、昨年の「JOYSOUNDカラオケ年間ランキング」でも11位にランクインしたことが紹介された。その後、曲が流れると、椎名は「やだ~、本当にもう」とうつむき、「恥ずかしい」と漏らした。
さらに「この曲、20年ぶりぐらいに聞きました」と照れ笑い。MCの有働由美子アナウンサーに「『恥ずかしい』は何でですか?」と問われると、「だって、18(歳)とかのころの日記を出されてる、読み上げられてるみたいな感じじゃないですか」と心境を吐露した。
いまだに衰えぬ人気を誇ることには「全然、意味がわかんない、歌詞とか本当、もう、書き直したいです」と恐縮しきり。有働アナから「あの歌詞が、今の若い人たちが、今受け取って、今歌いたいって」と言葉を向けられると「ありえない。おかしいです。よく考えていただきたい。『将来僧になって』とか、もう意味がわかんないじゃない」と顔を赤らめながら否定し、「上手に歌えたらカッコイイ」という意見にも「ないよ、ないですよ。すごい変なことおっしゃってると思って」と受け入れなかった。
また、98年に19歳で発表した「歌舞伎町の女王」については、自身の実体験から生まれたイメージが元になっていることを告白。17、18歳ごろに上野のレコード店でアルバイトしている際に水商売のスカウトを受けたことを明かし、「あまりにも、すごい熱心に『すぐ女王様になれるよ』『すぐ儲かる』って。10代の時に。あまり熱心だから、ちょっと想像しちゃったんですよ。『歌舞伎町の女王』がいいなと。名刺もいただいて、それは港区のお名刺だったんですけど、新宿区の方が曲がイメージできるなと」と裏話を語った。