「アンチヒーロー」ラスト突然、青山の妻が現る 黒スーツ美女の正体に驚き 白木の過去も 意味深に終了

 長谷川博己主演のTBSドラマ「アンチヒーロー」最終回が16日に放送された。

 12年前の毒殺事件の真相や、驚きの人物関係が明かされ、明墨正樹弁護士(長谷川博己)が検事正伊達原泰輔(野村萬斎)に「ともに地獄に落ちましょう」と迫って終結。

 エンディングでは、明墨と旧知のパラリーガル青山憲治(林泰文)の家庭の慌ただしい朝の描写があり、先に子供たちと出かける青山を、黒スーツ姿の妻が見送った。女優山本未來が演じる妻の胸には弁護士バッジ。伊達原の不正と、12年前事件の冤罪疑惑を報じる新聞を読んでいた。

 青山は、桃瀬礼子検察官(吹石一恵)の大学の先輩で、かつて司法試験に挑戦していたが、妻が妊娠したのをきっかけに司法の道をあきらめたと語っていた。

 青山の妻は、最終回エンディングで初めての登場。

 また第8話では、同じパラリーガル白木凛(大島優子)が、明墨事務所に入った理由を聞かれ「うーん、きっともう、先生も忘れてるんじゃない」と意味深長に語る場面もあったが、明墨が絶大の信頼を置いて伊達原側にスパイとして送り込んだことは描かれたが、白木の過去は謎のまま。どこか続編にも含みを持たせて終了した。

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