前代未聞!「笑点」が挨拶なしで放送終了 回答者全員が立ち上がり、次々に舞台袖へ 司会の春風亭昇太まで退場

 16日放送の日本テレビ「笑点」が衝撃的な番組の終わりかたをした。

 大喜利の3問目は、父の日にちなみ「笑点 お父さんの主張」がお題。回答者はお父さんになり「○○したっていいじゃないか!」と声を張り上げ、観客が「そうだ!そうだ!」とあおった後にオチをつけるというもの。

 最後に当たった林家たい平の回答で事件は起きた。「きょうは父の日だろ。父の日なんだからさ、ビールだろうが、ウィスキーだろうが、好きなだけ飲んだっていいじゃないか!」と主張。会場の「そうだ、そうだ」に続いて「だって、みんなは休みなんだよ。俺たちずっと仕事してさ。それも楽しい仕事だったらいいけどさ。あんな問題出されてさ」と司会の春風亭昇太を指さし「あの人、何も考えてないんだよ。どうなってんだ!おい」と管を巻いたそぶりを見せた。

 すると、桂宮治が「冗談じゃねえよな」と一緒に立ち上がり、春風亭一之輔、立川晴の輔ら新規メンバーも「飲みに行こう」と賛同して腰を上げ出す始末。ついには、三遊亭好楽、三遊亭小遊三らベテラン組もともなって、全員が舞台袖にはけてしまった。

 いつもなら、昇太の号令で回答者6人が頭を下げて終了するが、檀上には座布団が並び、昇太だけがポツン。たい平が袖から顔を出し「おーい、昇太。おめえも来るか?」と声をかけると、昇太も「行く!」と飛び跳ね、あいさつもなしに放送が終わる、前代未聞の展開となった。

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