山田昌さん死去 「真田丸」で秀吉の母役 子供時代から縁の戸田恵子が追悼「たくさんお世話になりました」
「おしん」などのドラマや舞台で活躍し、流暢な名古屋弁で親しまれた女優・山田昌さんが16日、肝細胞がんのため、94歳で亡くなった。ドラマで娘役を演じた戸田恵子が17日深夜、ブログを更新。山田さんを悼んだ。
14日に春日井市民会館で三谷幸喜氏作・演出の舞台「『虹のかけら』~もうひとりのジュディ」を行ったばかりの戸田は「素敵な名古屋弁をお喋りになる!つい先日の春日井公演にお祝いのお花を頂いたばかりなので、本当にびっくりでした」とつづった。
1969年から71年にかけて放送されたNHKのドラマ「中学生群像」で、戸田の母役を演じたのが山田さんで「実際、私の母と同い年です。大河ドラマ『真田丸』にもご出演、ネイティブな大政所に感動しました!奇しくも三谷作品で私も大政所を演じたことがあります」と縁も明かした。山田さんは「真田丸」で秀吉の母役を演じていた。
夫で「アマチンさん」こと天野鎮雄さんとも縁があったといい、「天国でもお二人で素敵なお芝居をされてくださいね。右も左も分からない子供時代からたくさんお世話になりました。ありがとうございました。合掌。」と投稿した。