「虎に翼」謎の副題が思わぬ回収「家に女房なきは火のない炉のごとし」にネット涙【ネタバレ】
20日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、猪爪家の柱だった母のはる(石田ゆり子)の容体が急変。今週の副題である「家に女房なきは火のない炉のごとし?」が悲しみの回収となり、ネットも泣いた。
毎週、ことわざにちなんだ副題がついている「虎に翼」だが、今週は「家に女房なきは火のない炉のごとし?」。これはことわざで、家に主婦がいないのは炉に火がないのと同じで、大事な物が欠けて寂しいという意味がある。
今週の冒頭は家庭裁判所が発足し、街に溢れる戦争孤児を寅子らが視察。よねや轟との再会があり、道男との出会いもあった。なりゆきで道男を預かることになった猪爪家だったが、子供達こそ、道男の乱暴な風貌を怖がるも、はるは子を残して死んだ親の思いを想像し、道男に厳しくも優しく接していく。
この時点では、主婦であるはるは元気。もう1人の主婦である花江には、道男が言い寄るというまさかの展開があったものの、もちろん体調的には問題ない。一部のネットでは今回の副題の意味について不審がる声も上がっていたが、この日、ついにはるが突然の心臓発作からわずか1日で天国に旅立ってしまう。
猪爪家にとって太陽のような中心人物だったはる。働く寅子に代わって、優未の面倒を見たり、食事洗濯などを、嫁の花江とともに切り盛りしてきた。寅子に甘かった父・直言とは違い、時には厳しいことも言って来たが、最後まで寅子のやりたいことを応援してきたのがはるだった。
はるの死は、猪爪家にとってまさに「火のない炉のごとし」。ネットも「主婦がいるのにこのタイトルって?と思っていたが、今日は借りました。やだっ!皆思ったはず」「家に女房なきは火のない炉のごとしってはるさんのことだなんて思いもしなかった、、、」「今日の虎に翼の展開がまさかすぎてえーんってなってるんだけど、でも週タイトル見たらたしかにこの展開になるよなって 家に女房なきは火のない炉のごとし そういうことでしょ」「今週のタイトル、そういうことだったのか…はるさん…」など、副題の意味の回収に涙していた。