宝塚 宙組再開 芹香斗亜、桜木みなとらが“大階段”で華麗なレビュー ファンも万雷の拍手

 宝塚歌劇団宙組特別公演「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-」が20日、本拠地・宝塚大劇場で初日を迎えた。

 今回上演されたのは、トップスター芹香斗亜、トップ娘役・春乃さくら主演のショーのみの特別公演。休演者もなく、60人の宙組全員が出演した。

 1927年に国内初のレビュー「吾が巴里よ モン・パリ」以降、様々なレビュー作品を生み出してきた宝塚歌劇110年の歴史をオマージュしたもの。パリやグラナダ、ニューヨークの青年たちが追い求める夢の先に照らし出された荘厳な大階段(=Le Grand Escalier)をモチーフに、美しい宝塚歌劇の名曲でつづられた作品となった。

 トップの芹香や組を支えるスターの桜木みなとらが中心に、「ノバ・ボサ・ノバ」「華麗なる千拍子」「ザ・レビュー」などのショーの名作、また宙組発足第1作「エクスカリバー」など、耳なじみのある曲を熱唱。ラインダンスでは、下級生らが一糸乱れぬ足上げを披露していた。

 昨年9月に25歳の宙組劇団員が急死後、芹香の本拠地お披露目公演は2日間の上演で残り全公演中止に。また今年2、3月の博多座と梅田芸術劇場公演も。さらに5月17日に開幕予定だった「宝塚110年の恋のうた/FINAL FANTASY16」など全公演が中止となっており、今回が約9カ月ぶりの公演再開となった。カーテンコールは2度行われ、スタンディングオベーションも巻き起こっていた。

 宝塚は30日まで。東京宝塚劇場は7月20日~8月25日。

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