乙武洋匡氏、選挙ポスター陣営が手張りに疑問 最初からポスター印刷掲示板作れば「効率的」

 作家の乙武洋匡氏が20日、Xを更新。2年前に投稿したXを再掲し、都知事選の掲示板についての見解を示した。

 今回の都知事選は立候補者が乱立し、掲示板ポスターに全ての候補者が張り切れない事態が予想されている。乙武氏は告示日となったこの日「『そもそもポスター掲示板、必要ですか?』『そこで費やされる税金に見合う効果ありますか?』そんな議論、もっとしていきましょうよ」と呼びかけ。

 これに知名度のない新人などは、掲示板ポスターが有権者に知ってもらう大切な手段という趣旨の反論が。乙武氏は「私はまったく逆の発想」「たとえば都内だけで、掲示板は約1万4000箇所。すべて貼りきるにはかなりの組織力か、業者に委託する資金力が必要になってくる」と組織力、資金力がない人にはポスターは逆に不利に働いているのでは?との考えを示していた。

 そして2年前の自身のXをリポスト。そこには「最初から各陣営にデータを提出させて、全候補者のポスターがすでに印刷されている掲示板を1万4000箇所設置した方が効率的ではないですか?あえてムダの多いシステムにしている理由を教えて下さい」と記されていた。

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