横浜流星「めちゃくちゃ『べらぼう』でした」炎天下での火事シーン 25年大河 京都ロケ取材会

 俳優の横浜流星(27)が21日、京都市の松竹京都撮影所で、来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(2025年1月5日放送開始)の京都ロケクランクイン取材会に出席した。

 18世紀半ばの江戸を舞台に、郊外の貧しい庶民の子に生まれ、貸本屋から身を興して“江戸の出版王”へと成り上がる“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描く。

 蔦重の人物像について横浜は「飛び抜けて明るい男。度胸、責任感もあって、ダサさもある。すごく人間くさい男」と説明。「表面の部分は自分とは正反対なので、いつも朝からエンジン全開でやっています。(自分は)あんなに顔の表情がコロコロ変わるタイプではないので」と明かし、「彼自身が真っすぐな男なので、皆さんにも愛してもらえたらいいなと思っています」と、映像作品では自身初となる時代劇に向け抱負を述べた。

 また「撮影の中で『べらぼう』だったこと」を問われると、「(第1話冒頭の)火事のシーンですね。この炎天下、めちゃくちゃ『べらぼう』でした。キツかったですね」と笑顔で振り返り、「でもそのおかげで必死さが無意識に出たので、そこは助かりました」と充実の表情だった。

 小芝風花演じる、蔦重の幼なじみである、花の井などの場面写真も公開された。

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