WEST.小瀧望 死神役で主演 ブラピも演じた名作「プレッシャーを感じつつも興奮」

 7人組グループ・WEST.の小瀧望(27)が主演を務めるミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」(9月28日~10月20日、東京・東急シアターオーブほか)が上演されることが21日、分かった。小瀧は人間の力や姿を借りて下界に降りてくる死神に挑む。

 2021年に舞台「エレファント・マン」での演技が評価され、読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した小瀧が新境地を開く。同作は1934年に同タイトルで映画化(邦題=明日なき抱擁)され、さらには98年にはブラッド・ピット主演で「ミート・ジョー・ブラック」(邦題=ジョー・ブラックをよろしく)でリメークされた名作。今作で小瀧はブロードウェイで多くの作品を手がけた米作曲家、モーリー・イェストン氏の楽曲に乗せて死神/サーキ役を演じる。

 小瀧は「まさか死神という、人間ではない役を演じる事になるとは思ってもいませんでした」と心境を吐露。その上で「元々この作品の映画が好きで、ブラッド・ピットさんが演じられた役ですので、同じ役に挑める事にプレッシャーを感じつつも興奮しています」と意気込みを語った。

 日本では23年に宝塚版が上演され、大きな話題を呼んだ作品。引き続き、演出を手がける生田大和氏は「死神の視点で人生の意味を問いかける、このミュージカルを、主演・死神役の小瀧さんをはじめ、個性と技量、それぞれの経験豊かな俳優の皆さま、この作品を愛するクリエーター・スタッフ陣とともに創ることができる事に、喜びと幸せを感じています」とコメント。生きるとは何なのか?人の目を通して知りたいと願った死神が、サーキの姿を借りて生きる意味を探す。

 ヒロインは山下リオと美園さくらがWキャストで演じる。

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