尾上眞秀に母・寺島しのぶ「絶対やっといた方がいい」共通点ある尾上右近が「連獅子」オファー

 歌舞伎俳優・尾上右近(32)と尾上眞秀(11)が22日、都内で行われた「尾上右近自主公演 第八回『研の會』」記者発表会に出席した。

 2人は「連獅子」で親子の獅子の精を演じる。右近はこれまで市川團十郎(46)、市川猿之助(48)、尾上松也(39)、尾上菊之助(46)の下で子獅子を演じてきたが、今回は自身が親獅子となって眞秀に「『連獅子』のエッセンスを伝えていく」と決意を示した。

 眞秀に対しては「親が歌舞伎役者じゃない役者同士」というシンパシーも感じているという。「連獅子」は実際の親子が演じることも多い演目で、眞秀が普段は「連獅子」の映像などをあまり見ないと伝え聞いており「その気持ちはすごく分かる」としみじみ。一方で、他の俳優とは共有できない感情が「自分にしかできないこと」につながることもあると説明。“同じ立場”ならではのアドバイスも贈った。

 眞秀は、右近から子獅子役として声をかけられことを「うれしかった」と笑顔で振り返った。母で女優の寺島しのぶ(51)からは「絶対やっといた方がいい」と背中を押されたことも明かした。この日の会見場には寺島、父でフランス人のアートディレクターであるローラン・グナシア氏(56)も姿を見せ、息子の雄姿を見守っていた。

 「研の會」は、8月31日、9月1日に大阪・国立文楽劇場で、9月4、5日に東京・浅草公会堂で上演される。

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