早見優 令和では考えられない状況のベストテン中継 背後の窓からはクラスメートが
歌手の早見優が21日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、売れっ子の80年代アイドルなら誰しも経験した「あり得ない場所からの中継」で、令和では考えられない場所からの中継を振り返った。
TBSの名物歌番組「ザ・ベストテン」では、さまざまな場所からの中継が語り草となっているが、早見は83年の16歳の時に「『夏色のナンシー』がチャートアウトして、スケジュールが空いたので、林間学校に行っていいよって(マネジャーが)言ったら、突然電話がかかってきて…」と、ようやく高校の学校行事に参加できることになるも、そこに電話がかかってきたという。
林間学校の場所は秋保温泉。そこに中継が飛び、まさかの林間学校の宿泊場所から中継開始。地元のアナウンサーが「こっそり部屋を抜けて頂きまして」と説明すると、スタジオの黒柳徹子が「課外授業のこんなところまでおいかけて、ごめんなさいね」と謝った。
早見は「大丈夫です。今、みんなちょうど休んでて、お風呂の時間なんです」と言って、平然と「夏色のナンシー」を熱唱。後ろの宿泊施設の窓からは、同級生達が顔をのぞかせており、学校の生徒に見守られながらという、珍しい中継となった。
早見は当時を思い出し「そもそもオフがない。仕事を始めて3年ぐらいは1日あったかどうか」という超多忙なアイドル生活だったと振り返り、依頼があればどこでも歌わなければならなかったと話していた。