てんちむ 超高額の賠償金で自己破産の可能性示唆 賠償額には「納得できない」「半分は申し訳なく思えない」と拒否感あらわ

 ユーチューバーでタレントのてんちむこと橋本甜歌が23日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。2020年9月に起こしたバストアップ関連商品の宣伝におけるトラブルで多額の損害賠償を請求されている件について語り、自己破産する可能性を口にした。

 てんちむは冒頭で、出産したばかりの子どもを保育園に預け、自宅も引っ越しすることが決まったと発表。「お察ししていただければと思うんですけど、平日も仕事入れないとヤバいよねっていう状態」とした上で、「判決はまだなんですけど、判決の速報みたいなのもらうじゃないですか」と、多額の請求が確定している見込みが伝えられていることも示唆した。

 てんちむは5月にYouTubeで「2億とか3億とかそんなやさしい額じゃない」と告白しており、この日も「額が額なんで」と何度も強調。一方で、「お金を払わないって言ってるわけじゃないんですよ。でも、納得できないんですよね。だからちょっともやもやしてるというか」「半分は申し訳ないと思ってるけど、もう半分は申し訳ないと思えない。ばからしくない?と思っちゃう自分が居て、他のことにお金使いたいと思っちゃう」と、請求額を全額支払うことに拒否感をあらわにした。

 その上で、現在考えている対応の1つとして「自己破産だよ」と明言。さらに「今は案件とかPRの仕事をしてお金を稼ぎたいとかもないんですよ。出産もそうだし、(活動)休止もそうだし、そういうのを経て、私自身の影響力を私がいい形で伝えたくて、お金も前より稼げないかもしれないけど。だから納得するお金の稼ぎ方をしたいんですよ」と主張した。

 てんちむは「自分の納得できない理由で、額もさ、もう『桃鉄』でしか見ない額ですよ。それに対して、自分の願いとポリシーとか、そういうのを崩してまで案件に乗りまくってお金を稼いで返済すること。私はそれをどうしてもね。カッコいいと思えないんですよね。いいカモにされてるだけじゃないっていうなんか思っちゃうんですよ」と持論を展開。「ベストは自分が納得できる金額と、あと納得できる理由。そしたら自分も気持ち良くお金を支払う。『本当にこの部分は申し訳ないと思うから』って。でもね。そうじゃないんですよね。だからバカらしく思っちゃうんですよ」と続けた。

 自己破産については「メリット、デメリットを考えるときに、自己破産しないメリットって何だろう?って考えたら、私のプライドなのかな?って。だったらそんなプライド捨てて、財産とか抑えられちゃうんで、その時間は子供と過ごしてで、自分もまた仕事を頑張って…。その方がいいんじゃないか。というか、返済を選んでも自己破産してもそれぞれの美学があるんですよ」と言葉に力を込めた。

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