高橋洋一氏が嘲笑 ひろゆき氏の「ホントに学者?」に「教養ある人は理解が普通」間違い証明したら「ノーベル賞もの」
元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が22日、YouTubeチャンネルで新規配信。Xで「ホントに学者?」と自身をやゆした実業家に対して、「(私の意見が)間違いと分かったらノーベル賞もんだよ」と呆れた。
ひろゆき氏はXで「『円安上等。1ドル300円でも誰も文句言うはずない』燃料費・肥料代、輸送費が2倍になるので農作物・水産物の価格は2倍。輸入品の価格は2倍以上。電気代も上がります。国内向けで働く人・公務員・年金受給者の手取りは変わらないので、実質的に半額で暮らす。ホントに学者?」と高橋氏が語った内容を記事を引用してつづった。これに対して、この日、「ひろゆきがXで絡んできた!フッ」というサムネイルで反応。「円安の話をしたら有名なブロガーの人が絡んでたということらしかったので」と話し出した。
Xにも記載した内容によれば「円安(自国通貨安)は日本有利(自国有利)なのは、近隣窮乏化として古今東西知られている」という高橋氏。「文句があるんだったら、私なんかに言わないでクルーグマンをやっつけた方がいい。近隣窮乏化が間違いというのが分かったら、ノーベル賞もんですよ」「クルーグマン以外のほとんどの経済学者も言うよ」とノーベル経済学者ポール・クルーグマンの名前を出して、せせら笑った。
さらに元大王製紙会長の井川意高氏と対談したときに、井川氏も「元いた会社はマイナスだけど、社会全体にはプラス」と円安容認で同調していたことを述べた。「教養がある人はそういう理解が普通。社会全体の話と自分の身の回りの話は分けて考えるということ」と話した。
Xでも「賢い人は国全体の話と個人を分けられる。そうでない人は自分の話だけ」「円安が個人にマイナスの人もいるけど、ヘッジくらいできないのかねえ」とつづっている。