３人組ロックバンド・Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥが２７日、都内で行われた「Ｈｏｎｄａ　新型ＦＲＥＥＤ　新ＣＭ発表会」に出席した。

　今月は１２日に公開された新曲「コロンブス」のミュージックビデオ（ＭＶ）が人種差別や歴史的な観点から批判が相次いだため公開停止され、予定していたテレビ番組での同曲の歌唱も取りやめるほどの炎上騒動もあった。この日はボーカルの大森元貴、ギターの若井滉斗、キーボードの藤澤涼架の３人が登場し、笑顔でイベントを終えた。

　今回の「Ｈｏｎｄａ　新型ＦＲＥＥＤ」の新ＣＭソングも大森が書き下ろした新曲で「コロンブス」も含めて今年に入って５作目となる「ｆａｍｉｌｉｅ」が起用された。作詞作曲のこだわりについて「５年後、１０年後に歌っていてもおかしくない、未来の自分が聞き返した時に恥ずかしいと思わないように」と明かした。

　大森はファンに向けて「常にその時の自分たちが胸を張って出せるような、この曲が好きだと思えるそんな楽曲を変わらず出していけたらと思う。ライブもたくさんしていますので、たくさんファンの方と楽しい思い出を作れればと思うし、特に昨年も今年もファンの力、ファンの存在にすごく助けられ、支えられたことを実感させていただけた」と感謝。「楽しいものだったりとか、僕らと一緒に皆さんと思い出を作ることをこれからも大切にしていきたい」とファンへメッセージを送った。