血液がん闘病中の宮川花子「今ならいける」5月末に意識失い救急搬送も「全国ツアーやりたいなぁ」

 著書の発売記念会見に登場した(左から)宮川大助・花子の宮川花子と宮川大助
 夫・宮川大助(右)に鋭くツッコむ宮川大助・花子の宮川花子
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 血液のがんの一種、多発性骨髄腫で闘病中の漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子が27日、大阪市内で、夫で相方の宮川大助とともに著書「なにわ介護男子」(28日発売、主婦の友社)の発売記念会見に出席した。

 2018年に余命半年の宣告をされ、19年に多発性骨髄腫の診断を受けた花子。22年に寛解したものの、その後も心肺停止状態に陥るなど予断を許さない状況が続いている。著書では闘病生活や、大助との老老介護の日々を赤裸々に語っている。花子は「病気は楽しくない!でも同じ戦うなら楽しくしたいし、そうしないと損ですから」と、前向きに語り、大助も「恐怖におののくよりは、楽しく病気を吹き飛ばす勢いで立ち向かおうじゃないか、と」と、声をそろえた。

 8月には70歳の誕生日を迎える花子。古希の記念として「全国ツアーやりたいなぁ、って思っているんです。行ける限り」と、野望を披露した。

 花子は5月末に突如、意識を失い、救急搬送され、約2週間入院したというが、退院直後には番組収録で漫才を披露。現在は体調も良好で「今やったらいけそうな気がするんです」と、言い切る。「漫才師として皆さんに、苦しんでもこんだけいけまっせ!というのをね。皆さんに笑顔を届けられるように努力します。この歳で努力って、なんかええなぁ!」と、張りのある声で大きな目標を見据えていた。

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