東京五輪金メダリスト「彼女の助けがなければ…」日本女性に感謝 馬瓜エブリンも「選手たちの間で」話題にと

 フジテレビ「アリガト!JAPAN~助けてくれた日本人を捜しています~」が27日、放送され、東京五輪で日本の女性に感謝している海外アスリートのエピソードが披露された。

 110メートルハードル男子のジャマイカ代表だったハンスル・パーチメント選手は21年8月、準決勝に出場するため、送迎バスに乗り込んだが、国立競技場に行かなければならないところ、間違えて江東区のボート・カヌー会場に着いてしまった。

 バスを乗り換えていては間に合わない…と途方に暮れていたところ、大会スタッフの女性、河島ティヤナさんに「この1万円で会場(国立競技場)にタクシーで行ってください」とお金を渡されたという。パーチメント選手は無事に会場にたどり着き、準決勝を通過。決勝では金メダルを獲得した。

 どうしてもお礼がしたい、と決勝翌日、河島さんを探しあて、直接、金メダルを見せに。河島さんは「え?そんなすごい人なの?!」と驚いたそうで、「何の選手かも知らないし、無事でいてくれたらな、という(一心だった)」と取材に明かした。

 パーチメント選手は「彼女の助けがなければ金メダルはとれなかった。あの出来事があってから、みんなに伝えてるんだ。誰かへの親切がその人の人生を素晴らしいものに変える力を持っている、ってね」と笑顔で感謝。スタジオでVTRを見守った東京五輪にも出場したバスケットボール女子日本代表の馬瓜エブリンは「選手たちの間では『道に迷った後、金メダルとって、女の子に見せに行ったらしいよ』(って話題になってた)」と振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス