女優の吉田美月喜が２９日、都内で行われた劇場アニメ「ルックバック」の公開記念舞台あいさつに河合優実と出席した。

　河合とともに今作が声優初挑戦となった吉田は、「アフレコブースに入った時に優実ちゃんと２人っきりの空間で、別のところから言葉を使って演技の指導をしてくれるのが印象的」だったとアフレコを回想。「普段自分の体を使って演技をしていると、演技の指導を姿が見えない場所から指導されるっていうのがあんまりない」として、「言葉の意味を普段より深く考える時間になった」と普段の演技との違いについてしみじみ語った。

　今作は漫画やアニメで大人気の「チェンソーマン」の作者・藤本タツキ氏による読み切り同名漫画が原作。漫画へのひたむきな思いを持つ２人の少女をつなぐ青春物語。

　この日は押山清高監督からサプライズでそれぞれが演じたキャラクターのイラストをプレゼントされた。吉田は絵を感慨深げに見つめて「隣に並べて飾りたい。一緒に住むか！」と河合に同居を提案するなど、大喜びの様子だった。