今年の漫才王者 解散直前の不仲を激白 壮絶口ゲンカ経てギリギリ継続

 今年の「THE SOCOND」を制したお笑いコンビ・ガクテンソクが、30日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に、昨年の同大会王者・ギャロップとともに出演。過去に解散直前までなった不仲について語った。

 ギャロップの毛利大亮が、両コンビを「『解散しそうなコンビランキング』1位と2位やった、『それがチャンピオンになるねんな』っていう話になんねん。関西では」と発言。実際の解散危機について問われたガクテンソク・奥田修二は「熱持って解散しそうになったのは、2011年」と明かした。

 ガクテンソクは当時デビュー5年目で、M-1グランプリ制覇を夢見て活動。当時M-1で活躍していた笑い飯、千鳥、麒麟に憧れており、その3組がトップを張っていた大阪市内の劇場「baseよしもと」のメンバー入りすることを目指していた。だが、同劇場は2010年12月に閉館。M-1も同年で一時終了を迎えた。

 モチベーションが低下する中、奥田は「その時の会社の偉い人が『お前ら芝居やれ』と。『芝居で盛り上げられへんかったら、そんなヤツお笑いやってる意味ない』って。『何でやろ?合うてるか?と思いながら(芝居を)やったんですけど、

それでお互い気持ちが離れて。舞台にも立てないしってなって」と、ともに解散を決意していたことを明かした。

 当時の様子を「お互い相手に『解散しよう』って言わそうとしている動き。被害者ぶりたいやないですか。それぐらい仲悪い」と語った奥田、「ある日、らち明かんくなって、『じゃあ今日言おう』って思った日があったんですよ。僕が『ちょっと話あんねんけど』って感じで行こうとしたら、よじょうが『解散しようかと思ってるわ』って。『先言うんかい!』ってなって。こうなったらこうなったで、こいつの言うこと聞いた感じになるのイヤやなって感じになって、なぜか『解散しない派』として口ゲンカが始まった」と振り返った。

 そこで奥田はよじょうに『辞めたも何も、やってたっていう事実を知られた人だけが辞めれるんやと。ただただ5年を無駄に過ごしただけで、辞めたも解散もクソもないねん。何者かになったやつにしかやめられへんねん!』ってと熱弁を振るい、『解散を言い出すはずの僕が、よじょうを論破した』と説明。よじょうも「『ああ、そうかもな~』って思っちゃって」と笑いながら話した。

 解散は思いとどまったものの、不仲は続いており、活動を継続するために話し合いを実施。「やりたいこととやりたくないこと、できることとできないことをいろいろ全部省いていった。残ったのが漫才やったんですよ。『これで何者かになってやめることな!』『これ以外のことではケンカせんことな!』って」と決め事を作成し、そこから13年後の王座獲得につなげた。

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