朝ドラ女優・岡本夏美が7・14川崎-C大阪戦で始球式「フロンターレがあるから朝ドラが決まった」
2024年後期放送のNHK連続テレビ小説「おむすび」への出演が決定しているモデルで女優の岡本夏美(26)が6月30日、取材に応じ、朝ドラへ出演が決まった際の思いや、14日のJ1川崎-C大阪戦(U等々力)で念願の始球式へ臨む意気込みなどを語った。
橋本環奈主演の朝ドラ「おむすび」で博多ギャル連合のメンバー・田中鈴音を演じる。「今回の役はオーディションを受けた中でいただいた。丁寧にできたらと思っていて、そこを見て選んでいただいたのが何よりうれしい」と喜びを語った。
夢舞台への出演を最も喜んだのは家族。「家族が喜んでくれることが私のモチベーションであり活力」と岡本。ただ、朝ドラ同様に家族を喜ばせたのが、地元出身で子どものころから家族で応援するフロンターレの試合での始球式だという。
「(朝ドラと)同じ熱量で、見たことないぐらい喜んでいました(笑)」と話す。始球式へ向けては同い年である川崎MF橘田健人、MF遠野大弥から教えを受けながらシュート練習も行ったが、それにも「2人と練習させていただく機会があるとお母さんに知らせたら、もう楽しくて仕方ないみたいで」と家族内の盛り上がりを明かした。
岡本自身も「最近は撮影の現場でフロンターレを、いろんな女優さんにおすすめしている。徐々に等々力につれ来て、芸能界でフロンターレファンを増やそうというたくらみをしています」とあふれ出る熱量で芸能界にフロンターレファンを増やすように画策中だ。
これには橘田、遠野も「素晴らしい活動」「うれしい」と声をそろえる。「興味を持ってくれる人は増えてます。きっかけが無いだけで観戦したいという人もいる」と岡本の芸能界での“草の根活動”は順調のようだ。
今季、川崎は開幕から低迷が続いている。それでも「楽しくやっていただけたら。楽しいってことは良い結果が付いてくる。より多く笑顔が見られるように応援したい」とし、自身の観戦試合は「マジで結構勝ってます」と高勝率を誇るという。これには遠野も「じゃあ毎週来てもらって」と思わず本音が漏れた。
「お仕事で大変なことがあっても選手のみなさんの頑張りで本当に勇気をいただけるので、感謝しています。フロンターレがあるから朝ドラが決まったと思っています」と岡本。その思いに遠野も「うれしい。僕たちのモチベーションも上がる」と話し、橘田も「(朝ドラ)絶対に見ます」と互いを応援し続けることを誓っていた。