１日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子（伊藤沙莉）がさらに仕事を増やし、休日出勤もすることに。その一方、家を守る花江（森田望智）、母がいつもいない優未の時折見せる寂しげな表情に、ネットも心配の声が上がった。

　この日の「虎に翼」では、茨田りつ子が寅子のことをラジオでしゃべったことから寅子が大人気に。裁判官にも関わらずサインまで求められるほど。優未が起きている時間に帰宅することはほとんどできず、持ち帰った仕事を家でもこなす日々。

　そんな母の多忙さを理解しつつ、寂しさを隠せない優未。起きた後、横に空になった布団を見ては寂しげな表情。それに気づいているのは寅子ではなく、花江だった。子供達と寅子が「いってきます」と家を出て行くのを見送ると、その後の顔は何か思い詰めたような表情を見せた。

　一方の寅子は、最高裁長官の星の本を新民法に合わせて改稿するという作業を桂場（松山ケンイチ）、久藤（沢村一樹）に頼まれ、引き受けることに。家裁の仕事ではないため、休日に作業を行うことになり、帰宅し、家族にそのことを告げる。「しばらくの間、お休みの日もお手伝いにいくことになりました。ごめんなさい」と謝り、花江に「怒ってる？」と聞く寅子。花江は「怒ってないわよ。それにもう決めてきちゃったんでしょ？」と言うも、何も言わない優未の背中は寂しげに見えて…。

　ネットもあまりの寅子の多忙に、家庭を心配する声が。「休日も仕事と聞いた花江ちゃんの表情と優未ちゃんの寂しそうな背中、大丈夫？」「寅ちゃん、娘との関係大丈夫？」「花江ちゃんや優未ちゃんの顔が幸せそうではないですよ？」「寅子は家庭にも愛を注いだ方がいいね」「今日の寅子、花江ちゃんにご飯だしてもらってる姿が完全に猪爪家の昭和のお父さんなんですよな…しかも多分本人無自覚だし、ゆみちゃんとのバトルフラグしか見えないｗ」「家のこと、いいわけないだろ、寅子」などの声が上がっていた。