カンテレ「マルコポロリ！」が６月３０日、放送され、地方に移住してローカルタレントとして売れっ子になった、意外な芸人を紹介した。

　「実は地方で輝くスター芸人ＳＰ」と題して、登場した３組の中の１人が天津・木村卓寛だった。２００９年にエロ詩吟でブレークするも、その後は収束。２０１９年には闇営業問題で謹慎処分を受けた。

　一時はタレント・ヒロミの運転手を務めていたが、地元テレビ関係者と知り合ったことが縁で、レギュラー番組の話が舞い込み、受諾。住まいも移した。

　２０２１年に岩手朝日テレビの土曜朝に情報番組「Ｇｏ！Ｇｏ！いわて」でキャスターを務めると、高視聴率を獲得。続く時間帯の生番組にも出演しており、岩手では午前７時３０分から１１時１５分まで、木村が出ずっぱりの状態だ。

　イベント出演すれば、会場入りするだけで拍手が巻き起こる、スーパースター扱い。地元には「キムラー」と呼ばれる木村の追っかけも存在するという。「むちゃくちゃ楽しい。夢なら覚めないでほしい」という木村。ＭＣの東野幸治も、後輩の活躍に嬉しそうにしながら「大阪で会うとショボいな」と言い放っていた。