オリエンタルラジオの藤森慎吾が６月２９日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで漫才協会会長のナイツ・塙宣之と対談。漫才協会に加入して約１年、一度も東洋館の舞台に立っていないことを塙に詰められた。

　オリラジは昨年９月、漫才協会に電撃加入。以前、番組の収録で中田敦彦が塙の胸ぐらをつかんで上下に揺らすという暴挙があり、その借りを返すという意味合いも込めて、中田は漫才協会に加入するとした。

　電話で入会を打診した塙は最初は「一つのボケだった」というが、あれよあれよと話が進み、加入を喜ぶも、それから約１年。「１回も東洋館の舞台に立ってないよね？どういうこと？」と藤森を詰めた。

　藤森は「ぐうの音も出ない」と平身低頭。中田も何度も日本に帰国しており舞台に立つチャンスはあったが、藤森は中田に「漫才協会の件だけど、どうする？」と聞いたところ「あれは出なくていいんだよ」とまさかの返答があったことを明かした。

　これに塙は思わず「はい？」。藤森は、中田が「昔の遺恨があって、それをネタに（塙が）誘ってきて、俺が『入ります』、これでいいんだよ、こっちは借りは返したから」と言って来た内幕を暴露。塙も思わず「ええ～！」と天を仰いだ。

　塙は「全然ないじゃん、舞台立とうって気が」というと、中田から最近送られて来たメールを公表。そこには「時が来たらお願いすることになると思います」と書かれていたといい、藤森は「カリスマの答え方じゃないですか」と失笑だ。

　ネタもずっと作っていないことから、舞台に立つイメージが湧かないという中田の言い分に、藤森も「それは本音」と理解。すると塙が「あっちゃんは今育休だし、難しい。なら藤森さんが１人で漫談して。きつかったら俺とドリームマッチ」と藤本のピン出演を提案した。

　藤森は、今大ファンだという「ちゃんぴおんずとだったら」と言い、これに塙が会長の力を存分に発揮。ちゃんぴおんずは漫才協会会員であることから、「藤森くんだけ出る枠を作ってもいい？総会で理事に話をする。ちゃんぴおんずとのコラボでって」と総会にかけて正式に藤森の出演枠確保を目指すと意気込み。藤森も「会費を払ってるんだから出ないと」とやる気満々だった。