３日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子（伊藤沙莉）が多忙すぎ、優未（竹澤咲子）が寂しい想いをしているのではないか？という描写が随所に描かれた。特にテストで「８４点」を取ったにもかかわらず、手放しで褒めてもらえなかったことに、心配の声が上がった。

　この日の「虎に翼」では、上司の多岐川（滝藤賢一）と打ち合わせをする暇もないほどの多忙ぶり。もちろん家のことは花江（森田望智）に任せっきりで、優未は複雑な思いを抱えていた。

　なんとか母に褒めてもらおうと必死に頑張り「８４点」のテストを見せ、花江の次男の直治も「優未、頑張ったでしょ？」と訴えるも、寅子は「間違えた部分はきちんと復習して勉強するのよ？そしたら次は１００点だから」とニコリ。高得点を褒めるのではなく、更にいい点数を求めてしまった寅子。

　ネットでは、優未が寅子にテストを見せる前に、赤鉛筆で何かを書いていたため、実は「３４点」のテストを「８４点」に改ざんしたのでは？との声も上がるほど。それほどまでにして、母にほめてもらいたかったのではないか…と、優未に同情の声も多数上がっている。

　他にも、いつもは学校まで送ってくれる寅子が生理痛で寝込み、寝坊してしまうと、優未は「お姉さんだから１人で行ける」といって、寅子をそのままにしていく。心配する直明が「お母さんに送ってもらわなくていいの？」と聞くも、優未は「だって、優未とじゃキラキラしないから」と本音を吐露してしまう…。

　「あさイチ」朝ドラ受けでも、やはり母でもある鈴木奈穂子アナが、「私はちょっと優未ちゃんが…寅子、頼むもう少し気付いてあげてって」と言うと、華丸も「８４点でね」といい、大吉も「正直厳しいと思ったね。１００点頑張ろうねって気持ちは分かるけど…」と優未に同情だ。

　ネットも「もう見てられない。優未ちゃん、お母さんの代わりに私が１００点あげる！」「優未ちゃんのテストはすごいねって家族みんながほめてくれてたのだと思う。だけど優未ちゃんが一番褒めてほしかったのはお母さん」「テスト良い点だったから褒めてほしかったよね」など同情の声が多数上がっていた。