杉野遥亮、主演ドラマで5時間かけ登頂 山頂は一瞬の晴れ間 わずか10分で怒とう撮影

 俳優の杉野遥亮(28)が3日、都内で行われた主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ「マウンテンドクター」(8日スタート。月曜、後10・00)制作発表に共演の岡崎紗絵、宮澤エマ、Snow Man・向井康二、近藤公園、トラウデン直美、檀れい、大森南朋らと出席した。

 同作は山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品で、杉野は厳しい環境下で命と向き合う主人公の青年医師・宮本歩役を熱演。最初にオファーをもらった時には「どういう撮影になるんだろうかということと、山岳医は想像がつかなかった」と振り返るが、「みんなで協力してものを作る楽しさとかそういう醍醐味(だいごみ)をしっかり感じたいと改めて思っていた時期だった」と迷わず引き受けた。

 大森演じる先輩山岳医・江森岳人や患者とのふれ合いを通じ、主人公が成長する姿が描かれる。険しい山々が連なる北アルプスを望む長野県でロケを行った。

 実際に山頂での撮影も経験。「今回、山頂にアタックしたんです。そういうシーンがあるんですけど、そこは楽しみにしてほしいと思います。山荘に泊まって、5時間くらいかけて山に登って山頂は曇りで。山の上の方って天候が変わりやすいんですよ。晴れ間がほとんどなくて一瞬10分くらい晴れて、その瞬間にみんなでワーッて撮った」と苦労したエピソードを明かした。

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