TBSラジオ社長 CM無断差しかえを謝罪 当該社員は自宅待機 原因は「考査の作業を怠ったと聞いている」

 TBSの定例社長会見が3日、都内の同局で開催され、TBSラジオでCM素材が無断で差し替えられた件について林慎太郎社長が謝罪した。

 TBSラジオは先月19日、同社の営業担当が、22年4月から24年6月中旬にかけ、広告主から納品された複数のCM素材のうち、一部素材の表現がCM考査において「要検討」との意見が出されたために、独断で、考査を通過した別のCMを放送されるように手配していたと公表した。

 林社長は「こうした行為は広告主の正当な利益を損なうかつ放送局と広告の信頼関係を著しく毀損(きそん)するもの」と説明。その上で「今回の事態を重く受け止め、詳細を精査の上、社内関係者に対して厳正に対処するとともに、今後このような事態を起こさないように再発防止に取り組んでまいります。広告主様、ならびに関係者の皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 また、当該社員については現在自宅待機をしていると説明。通常CM考査で「要検討」の意見が出た場合には「お得意様、広告会社様と『どのように表現するか』より良いCMを作って行くために協議をする」というが、「そこの所が全く抜けてしまった」として、「(当該社員から)『考査の作業を怠った』と聞いている」と語った。

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