「虎に翼」立派な出がらしに…穂高の知られざる一面が明らかに 皇室とも縁【ネタバレ】

 5日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、退官パーティーで寅子(伊藤沙莉)に思いの丈をぶつけられた穂高(小林薫)が、改めて寅子を訪ね謝罪と助言を行う。その後、穂高は息を引き取るが、その死去を報じる新聞記事には意外な側面も紹介されていた。

 穂高は寅子からキレられてしまった退官パーティーの翌日、わざわざ寅子を訪ねてくる。てっきり怒られると思った寅子だったが、穂高は「すまなかったね、佐田君」「既存の考え方から抜け出すことができなかった」などと詫び「これ以上嫌われたくない」とニッコリ。「最後に笑ってすっきりした顔でお別れできそう」というと「佐田君。気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出がらしになってくれたまえ」の助言を伝える。

 結果的にこれが最後の穂高から寅子への言葉となった。穂高はその後、死去。死を報じる新聞記事も映されたが、そこにはドラマでは描かれなかった穂高の意外な顔が。

 帝大教授、帝大法学部長というのは想像できるが、その後、「東宮大夫」「東宮侍従長」として「皇太子のご教養に専念」とある。皇太子にも法学などを教えていたというのだ。さらに「有名な歌舞伎通」だったといい「『歌舞伎思出話』の著もある」などと記されていた。

 こんな一面はドラマの中ではもちろん描かれておらず。穂高のモデルと言われる穂積重遠氏は、やはり皇太子の側近で歌舞伎好きだった。この新聞記事で知ったネットは「穂高先生(のモデルの方)は当時の皇太子殿下にご進講されてたのね」「劇中では描かれなかったけど、穂高先生、ちゃんと『東宮大夫として皇太子の御教養に専念』と書かれてる」「穂高先生は歌舞伎通で本まで出しておられたんですね」などの声が上がっていた。

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