俳優の伊原剛志がガチの芸人デビュー ベテラン俳優と121歳コンビでM-1へ本気「挑戦するのが好き」

 俳優の伊原剛志(60)が5日、都内で行われた「第10回プラチナエイジ授賞式」に出席し「プラチナワード賞」を受賞した。伊原は、受賞スピーチで、お笑い芸人に本気で挑戦することを表明。俳優・川平慈英(61)とともにお笑いコンビ「なにわシーサー,S」を結成し、来年のM-1に挑む予定であることも表明した。

 60歳以上の「プラチナエイジ」を対象に、人の夢や目標になる人物を表彰する式典。伊原は「本当にうれしい」と受賞に笑顔を見せ「僕は元々挑戦するのが好きなんで。今進めてる段階なんですけど、漫才師としてデビューしようと思っていて」と話した。

 衝撃の構想に会場がざわつく中、「お笑いの方が役者をやって。いいお芝居をされて評価される方は多いけど、役者で漫才に挑戦する人はいないなと思って」と真剣挑戦であることを表明した。俳優・川平慈英とともにお笑いコンビを結成することを明かし「僕が大阪で彼が沖縄で」と、コンビ名は「なにわシーサー,S」と命名。60歳の伊原と61歳の川平で計121歳の新人コンビとなる。

 芸人挑戦へのきっかけは制作中のミュージカルだと話し「(お笑いを舞台にした脚本が)もう、できています。1年かけて作って。僕と川平と脚本家を入れて。演出家とも来週に打ち合わせがあるわけですけど。それのために(漫才を)やるかみたいな」と説明。「チャンスがあれば、来年8月のM-1に。コンビを組んで10年(以内)までなら出られるっていうんで」と、改めて本気の決意であることを打ち明けていた。

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