小籔千豊が５日放送のフジテレビ「全力！脱力タイムズ」に出演。論客８人によるトーナメント方式の「ディベート王決定戦」に強制参加させられた。

　第１試合は小籔がゲスト席から観戦に回り、元ＴＢＳプロデューサー・角田陽一郎氏ＶＳ映画パーソナリティー・コトブキツカサ氏が「テレビのコンプラ規制」をテーマに討論。小籔はネタ番組での役割を考えて、自発的に討論に相づちやヤジを飛ばして盛り上げ、途中で「どっかで聞いたことある論法！ＡＢＥＭＡで見たことある気がする」とカットインして笑わせた。

　しかし、これに角田氏が真顔で「それ言うんだったら、これフジテレビさんからもらったテーマだから、２人が悪いと言うのは違うと思いますよ」と反論し、小籔は「まあ…たしかにそうなんですけど」と動揺。角田氏に「そんな話、ＡＢＥＭＡでやってないよ！こっちはテレビマンとして本気でやってんだからさ。謝って」と詰められ、マジ顔で「すみません、申し訳なかったです」と頭を下げた。

　まさかの展開に、司会の有田哲平が大喜び。小籔が「こういう展開なの？」と言うと、再び角田氏が「こういう展開なのは、あんたが入ってきたからだ！」と怒り、また小籔が「すみませんでした」とお詫びした。

　番組演出に気を使ってツッコミを入れた結果、激怒されたとボヤく小籔は「今まで俺、バーンいっても、あんな怒られることなかった」と笑わせた。

　中盤で謝罪事件をイジられ続けた小籔は「探り探りやねん！一般の方、分からへん思うけど！あんたら分厚い台本持ってるやん！あんたら全部流れ知ってるけど、俺知らんから」「なんやこれ！怖いわ！」と、打ち合わせ＆台本なしで放り込まれていることを明かして猛抗議。

　「打ち合わせなしなんはええけど！いったらアカン人だけは教えて！」と訴え、有田が「小籔さんがすみませんでしたと謝ってるの、初めて見ました」と爆笑した。