TVから消えた男・村本大輔、NYから一時帰国で舞台挨拶に現る「米国でも嫌われてる」客と喧嘩 円安で貯金4カ月で全滅と

 映画「アイアム・ア・コメディアン」公開初日舞台あいさつに登場したウーマンラッシュアワー・村本大輔(撮影・伊藤笙子)
 映画「アイアム・ア・コメディアン」公開初日舞台あいさつに登場したウーマンラッシュアワー・村本大輔(撮影・伊藤笙子)
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 活動拠点をニューヨークへと移したお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が6日、都内で行われたドキュメンタリー映画「アイアム・ア・コメディアン」の初日舞台あいさつに出席した。

 今作は嫌われ芸人で、政治的発言でネット炎上し、テレビから消えた男として、村本の2019年から22年までの3年間を追った作品。22年からコンビでの活動を休止し、今年2月に渡米した村本は今作のPR活動のために一時帰国した。

 登場から村本は「僕は撮られてた側だったんで言うことないですよ。牛がステーキの説明するみたいなもんです」と笑わせた。アメリカでの生活については「円安。これに尽きます」ときっぱり。「この円安で日本の貯金が4カ月くらいで全部無くなって、とにかく全部高いので出稼ぎに帰ってきました」とぶっちゃけた。

 英語を学び始めて2年だという村本は現地でネタを披露すると「(観客で)しゃべり方をマネしてくる嫌なやつもいる」と説明。それでも村本も負けじと笑いを起こし、「『英語が2年目のやつより、生まれてから英語使ってるおまえが笑いとれないってどんな気持ち?』て聞いてけんかしてますよ」と苦笑。「アメリカでも嫌われてますよ」と語り、「言葉の壁が一番すごいですよね」と説明した。

 またホームシックについては「すごいしますよ」と告白。「こっちが起きてる時間は日本は寝てる時間じゃないですか」といい、「(舞台で)ウケた時だけはホームシックを感じない。その瞬間、皆家族みたいな感じになって、友達がすごいできる」と明かしていた。

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