テレ東新人アナ・古旗笑佳は度胸満点! 6月末退社の須黒アナの後任MC抜てき 初収録で加藤浩次「100点でしょ」

 テレビ東京の新人・古旗笑佳(えみか)アナウンサー(24)が、BSテレ東「いまからサイエンス」(水曜、後10時)で初のレギュラー番組を受け持つ。6月末に退社した須黒清華アナウンサーの後任としてMCを担当。このほど初収録を終え、共演する極楽とんぼ・加藤浩次から「ばっちりじゃないですか。度胸がある」と将来性に太鼓判を押された。番組には業界をけん引する科学者も出演するが「皆さん熱量がすごくて、全部面白い」と興味津々。臆することなく、旺盛な好奇心で番組を盛り上げる。

 入社間もない新人アナウンサーが名物番組の進行役に抜てきされた。同番組は昨年、科学技術の振興とその知識の向上に役立つ科学放送番組を奨励する「科学放送高柳賞優秀賞」を受賞。古旗アナは、レギュラーを通達された際の驚きを振り返った。

 「伝えていただいた時は『えっ大丈夫かな』と思いました。アナウンス技術の面でも、すごいまだまだだなと思ってますし…。こんな未熟な状態でいいんですかという気持ちが強かったです」

 就職活動中はさまざまな職種に関心を持ち、アナウンサーへの強い志を持ったわけではない。もともと「知らない職業に飛び込んでみたいという欲は強かったんです」という古旗アナ。アナウンススクールも1カ月程度しか通わなかったというが「テレビ業界を全く知らなかったということと、テレビに出る側になるということも全く分からない。なら、やってみたいという気持ちになったんです」と意欲が芽生えていったという。

 持ち味は度胸。加藤と初対面した番組初収録も堂々とこなした。長女と年齢が近いという加藤も、アナウンサーとしての伸びしろを感じたという。収録後に「100点でしょ」と合格点をつけ、長く愛される秘けつについて「水卜(麻美)ちゃんとか、高島(彩)さんとかは皆さんに公平ですよ。ADに対してもプロデューサーに対しても」と自身の経験を踏まえアドバイス。古旗アナは「公平にですね。はい!」と深くうなずき、心に留めた。

 笑佳の名に付けられた「笑」の文字は「難しいこととか、乗り越えられなさそうなことがあっても、笑顔は忘れずにという願いが込められています」と明かす。ポジティブな性格が長所で、社会人になっても変わらない。「同期2人と比べても技術がないのは目に見えて分かるというか。不安はありますけど、その分伸びしろだと捉えているので燃えてます」と、アナウンス技術習得へ取り組む覚悟だ。

 前任の須黒アナからは“金言”を授かった。「リアクションは思ったよりも画面では、出てこない、薄いなと思うことが多いから、思ったことはちゃんと出すことを意識したらいいよとおっしゃっていました」。心に刻み、はっきりと反応することを心がけて番組に臨んでいる。

 初収録は自身で「20点」と採点も「ここから5倍以上になるように頑張ります」ときっぱり。伸びしろ十分なルーキーは自分を磨き、エースアナウンサーへの階段を上っていく。

 ◆古旗笑佳(ふるはた・えみか)2000年5月10日生まれ。北海道札幌市出身。血液型AB型。6月26日放送の音楽特番「テレ東ミュージックフェス2024夏~昭和の常識は…令和の非常識!ヤバい昭和の超名曲vs令和ヒット曲100連発~」で初出演を果たした。趣味・江國香織・重松清らの小説を読む。おいしいごはん屋、居酒屋巡り。特技・人の話を聞いて好きなところを言語化すること。目標の番組は「News モーニングサテライト」。モットーは「やさしく、つよく、おもしろく。」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス