90歳・黒柳徹子「100歳まではテレビに出る」堂々宣言 テレビ界の現況には高評価
女優の黒柳徹子(90)が9日、都内で行われた「第50回放送文化基金賞」の贈呈式に出席した。
同賞は優れた番組やコンテンツ、個人・グループなどに贈られる。今年で節目の50回目を迎えることから、長年放送文化の向上に大きく貢献された個人・グループに贈られる「放送文化基金50周年記念賞」が設立され、テレビ放送が開始された1953年2月1日から第一線で出演を続けている黒柳が受賞した。
笑顔で登場した黒柳は「私、小学校1年で退学になったんですね、そんな子がこんな賞を受賞できるなんてこともあるんですね。長生きしてよかったと思う」と冗談交じりに喜びを伝えた。
司会を務めた元NHKの三宅民夫アナウンサーから「今のテレビについて」問われると、「そんな難しい問題を私におっしゃるんですか」と苦笑。続けて「ダメだったかなって思ったこともちょっとあるんですけど、そんなことはない」とし、「断固として申し上げますけど、良い番組がたくさんあります」と自信を持って言葉にした。
改めて同賞の受賞について「こんなすばらしい賞をいただけて、私はますます励みになるような気がして、少なくとも100(歳)まではテレビに出ていようかなと思います」と堂々と宣言した。