長渕剛 「ネットウヨ」の誹謗中傷に怒り心頭で「事実無根です!」と明言 離れたファンには「ふざけんじゃねーよ!」
シンガー・ソングライターの長渕剛が6日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。インターネット上で自身に対して誹謗中傷が行われているとし、「ハッキリ言う、事実無根です」と言い切った。
長渕はYouTubeチャンネルで、「SNSは誹謗中傷の場所じゃない、人の幸せを作る場所」と題し、6月30に福岡市内で開催したライブで行ったMCの様子を公開。「まあしかし、この約半年ぐらいだっけな。クソネットのウヨどもに悩まされたんだけれども、俺だよ?俺よ、俺。『N渕』じゃねーよ。NとかWとかXとかTとかYとか…ふざけんじゃねーよ!このヤロー!知らんけど」と叫ぶと、会場のファンが大きく沸いた。
さらに「さんざっぱら、人のイニシャルをグダグダグダグダ言ってくれましたが、やっぱり」と続けると、「死んじまいたい~」と、自身のヒット曲「STAY DREAM」の冒頭を歌唱。「この気持ちは、よく分かったね。自分で書いとってなんですが」としみじみ話した。
長渕はさらに「考えてみ?俺だよ。もうね、SNSのない時代から叩かれまくってきたわけよ。自慢じゃないけれど」と自虐も。続けて「みんな他人事じゃねーかよ。自分のことのように必死に考えてる面しながら、なんかあればガタガタウダウダ。昔っから日本はあるいは海外はみんなそんなもんだ」と持論を展開した。
その上で「俺はいいよ。もう叩かれ慣れているから。もう別に…って感じなんだけど。だけどちょっとこれは俺、腹立ったもんね、久しぶりに」「許せないと思った。黙ってらんなかった」と怒りをあらわに。騒動を受けて離れていったファンに対しては「インスタグラムのコメントの中に『もう僕は長渕剛のファンを辞めます』とか『歌に説得力がない』とか。ふざけんじゃねーよ!最初から聴くなっつうの!」と言い放った。
沸き上がる客席に向け、長渕は「SNSは誹謗中傷をするところじゃない。人の悪口を言うところじゃないよ。人が幸せになることをいっぱい投稿しよう!」と呼びかけた。長渕を巡っては、3月にネット上で薬物疑惑説などが流布され、一部メディアが報道する騒ぎになっていた。