藤原紀香 なんば1日駅長で主演舞台アピール 夫・片岡愛之助もこっそり見守る

 女優の藤原紀香が10日、主演する舞台「カルメン故郷に帰る」(8月17~25日・新橋演舞場、9月5~17日・大阪松竹座)を前に、大阪・南海なんば駅の1日駅長を務めた。

 パンツルックの制服をビシッと着こなし手登場した藤原。ホーム上で駅長委嘱式を終え、名産・みかんのようなオレンジ色の蝶ネクタイに「とってもかわいらしいです」と、笑顔を見せた。

 最初の仕事として笑顔で和歌山行きの列車を見送った。駅長としての働きぶりを、夫で歌舞伎役者の片岡愛之助が帽子を目深にかぶり、こっそりと見守る中、「とても明るく、素敵な幸せになる物語です」と、舞台をアピールした。

 作品は、木下恵介監督、高峰秀子主演で1951年に公開された、日本初のカラー映画を初めて舞台化。東京でストリッパーとして働くカルメン(藤原)が、同僚の朱美(横山由依)とともに和歌山に帰省するところから物語が始まる。演出は錦織一清が務める。

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