夏ドラマ、人気アイドルのシングルファーザー設定が続々 春ドラマは「記憶喪失」祭りだったが

 10日にTBS系ドラマ「西園寺さんは家事をしない」がスタートした。一切の家事を排除して生活する西園寺(松本若菜)が勤務する会社に、米国帰りのエンジニア・楠見(松村北斗)がやってきて物語が動き始めるが、楠見は1人娘を育てるシングルファーザー。STARTO社のアーティストでは、SnowManの目黒蓮、向井康二も新ドラマでシングルファーザー役となっており、それぞれ違ったパパの色を出している。

 「西園寺さんは家事をしない」では、米国帰りのエンジニア・楠見がやってくる。無愛想な楠見に西園寺もイライラ。そんなとき、ひょんなことから楠見が1人娘を育てるシングルファーザーであることを知ってしまう。

 さらに楠見の家が火事になるという悲運。4歳の娘を連れ泊まるところのない楠見のために、西園寺は自身が購入した賃貸アパートの一室を提供。疲れもでて体調をくずす楠見だったが、亡くなった妻が丁寧に家事をしていたという責任感にがんじがらめになり、まったく余裕がなくなっていた。

 「娘をしっかり育て上げなければ」という思いが強い楠見に、西園寺は「住むところが決まるまでここにいなさい」と言い放ち、奇妙な同居生活が始まることになる。

 今期のドラマはシングルファーザー設定が重なっており、フジテレビ系「海のはじまり」では、目黒蓮がシングルファーザーの夏を演じている。

 夏は大学時代に水季という女性と交際。妊娠を告げられ、中絶同意書にサインするも、水季は姿を消し夏の子を産んでいた。その水季が急死し、葬儀場で自分の娘がいることを知った…という難しい役どころ。夏は相手のことを考えすぎてしまう心優しい青年。ようやく父親という自覚が芽生え始めた…という状況で、ここに今の恋人・弥生の過去も絡み、複雑な様相を呈してきている。

 また8日にスタートしたフジ・カンテレ系「マウンテンドクター」では、主人公の医師らが通う焼き鳥店の店主・小松を向井が演じている。小松は主人公・歩の同級生でやはりシングルファーザー。こちらは離婚でシングルとなっており、向井は制作発表会見で「子どもがいます。その子どもともどうなっていくのか。あとは焼き鳥の焼き加減もぜひ注目して見ていただければ」と見所を説明していた。

 春のクールでは各局で「記憶喪失」キャラが被るという偶然の展開があったが、今回はシングルファーザーが一つのキーワードとなりそう。それぞれ、違った味を見せており、ファンも楽しめそうだ。

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