石丸伸二氏 京大先輩の芥川賞作家から苦言か「本当に賢い人って1を聞いただけでサクサク答える人」

 7日に投開票された、東京都知事選で小池百合子知事(約291万票)に次ぐ約165万票を獲得した石丸伸二氏(41)について、芥川賞作家が疑問を呈した。

 石丸氏は、7日夜の各テレビ局が放送、配信した開票特番キャスターで定番的な質問に、皮肉やダメ出し、質問が理解できないとする対応で返したことが話題となった。

 作家の平野啓一郎氏(49)は、8日に投稿したXでは「本当に賢い人って、1を聞いただけで、或いは相手が0.3位しか上手く言えなくても、10まで理解してサクサク答えるような人ではないか。コミュニケーションのコストが無駄に高い人(冷笑的、恫喝的、言葉のマイ定義に拘る、話を聞かない、嘘つき、論点ずらし、etc...)は困る。特に政治家は。」と記した。名指ししていないものの、石丸氏を指すものと解釈されている。

 平野氏は、京大在学中の1998年に「日蝕」で芥川賞を受賞した。石丸氏も京大卒で、平野氏は先輩にあたる。

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