蓮舫氏陣営「R」シールへの関与否定 原状回復呼びかけも 開票後会見では「意味が分かりません」と回答

 7日投開票の東京都知事選に出馬し、落選した前参院議員・蓮舫氏の事務所が11日、公式X(旧ツイッター)を更新。選挙期間中に都内の繁華街等に張られ、現在も残って話題となっている「R」シールについて言及した。

 蓮舫氏の秘書が運営する事務所のアカウントは同日、Xで「都内の繁華街に貼られているRと書かれたシールについてご指摘をいただいております」とし、「蓮舫陣営として、このシールの企画・作成・配布・貼付のいずれにもまったく関わっておらず、本件についてはSNSなどで知ったところです」と、関与を否定した。

 その上で「貼りつけをおこなった方は、候補者への支援の思いからだったとしても、すぐに原状回復をされるようにお願い申し上げます」と呼びかけた。蓮舫氏自身のXもこの投稿をリポストした。

 「R」シールをめぐっては、選挙期間中、都内の電柱やガードレールなどに大量に張られており、ネット上を中心に話題となった。一部では、蓮舫氏が選挙活動中に「R」という文字が印刷されたシャツを着ていたことなどから、蓮舫氏が関与しているのではないかとの指摘もなされていた。

 また、7日の開票後に行われた会見で、記者からシールについての質問がなされたが、蓮舫氏は「質問の意図が分かりません」「全く意味が分かりません」と回答していた。

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