「虎に翼」日本人として生きるヒャンちゃんの覚悟 小橋&稲垣コンビの前にも姿見せず【ネタバレ】

 12日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、崔香淑こと、香子(ハ・ヨンス)が日本人として生きていく覚悟を寅子(伊藤沙莉)に語る。仲間に会いたいが、会わないという決断にネットも「重い」「ヒャンちゃんの覚悟」などの声が上がった。

 この日の「虎に翼」では、新潟転勤が決まった寅子のために、汐見(平埜生成)の家で壮行会が行われる。汐見の妻は、寅子と大学の同級生だった香淑。今は「汐見香子」という日本名で生活をしている。

 今回の壮行会を提案したのが香淑だと知った寅子は、一番乗りで汐見の家に行き、奥の部屋で2人きりで香淑に会う。寅子は、梅子が轟、よねの事務所を手伝いながら、竹もとで働いていることなどと伝えると、香淑も笑顔。同級生には「すっごく会いたい」と言ったため、寅子は「じゃあ…」と言うも、香淑は首を振り「でもね、崔香淑は捨てたの。娘のために。その覚悟で娘を産んだの。私が選んだの。ここで、日本で生きていくことを」と、朝鮮人であることは絶対に隠し通す覚悟をにじませた。

 そして「だから、汐見香子でいなきゃ」と笑うと「私、ちゃんと幸せだから。だから元気でいってらっしゃい」と告げ、寅子としっかりと抱き合う。

 その後の自宅での壮行会に香淑は姿を見せず。後から来た小橋も稲垣も、香淑の過去を知っているからだ。汐見の妻は日本人の「香子」だと思っている小橋は「残念だなあ。噂の香子ちゃんに会えると思ったのに」とあからさまにがっかり。汐見は「お友達のうちにお呼ばれしてて」と嘘をついてごまかしていた。

 朝鮮人であることは絶対に隠す。日本人として生きるため、会いたい仲間にも会わない覚悟を決めた香淑に、ネットも「ヒャンちゃんの覚悟。相当な気持ちでないとできないこと」「自分の国も言葉も名前も全て捨ててという覚悟の重さは、寅子にはどう伝わったのかな」「そうだった。小橋&稲垣ペアもヒャンちゃんの同窓だった」「寅子とヒャンちゃんが仲直りできて良かったと思った直後に、でもヒャンちゃんは小橋達の前に顔を出せないんだな…と気付いてこっちも冷や水を浴びた気分」「でも、いつか彼女が他のみんなと会えますように」などの声が上がっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス