神戸ご当地アイドル・KOBerrieS♪が12周年ライブ 元阪神ドラ1左腕もサプライズ登場

 兵庫県神戸市のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が7日、同市の老舗ライブハウス・神戸チキンジョージで、結成12周年記念ライブを開催した。

 節目のライブには150人のファンが集結。AKB48のヒット曲「君はメロディ」「BINGO!」などを手がけた作曲家の成瀬英樹氏による新曲「風見鶏の街で」や、神戸を拠点とするパンクバンド・ガガガSPのボーカル・コザック前田が手がけた、20日配信開始の「アイコトバ」など19曲を披露した。

 今回のライブで初披露となった夏用の新衣装は、野球のユニホームを模したもの。2014年のドラフト1位で阪神に入団して20年に引退し、現在はアパレルブランド「GAUCHER(ゴーシェ)」を手がける横山雄哉氏がプロデュースした。この日は横山氏も来場し、飛び入りでパフォーマンスに参加する場面もあった。

 ライブ終盤では、2021年6月にデビューした副キャプテン・廣瀬未沙が、9月での卒業を発表。廣瀬は終演後「今までやってきた中で、一番ファンの皆さんの“温度”がすごい高く感じて、すごく盛り上がったのかな」と充実感を漂わせた。

 看護師資格取得のため神戸市内の大学に通いながら、アイドル活動を両立させた3年間。「あっという間だったけど、すごく濃い時間は過ごさせていただいたなって思っています」と笑顔で振り返り、「人生の中で自分を変えれられた場所。コロナ禍の中でも、がむしゃらに、すごい夢中になれたなって。すごく素敵な時間を過ごさせていただいたなと思います」と胸を張った。

 自身5回目の周年ライブ出演となったキャプテンの森島みなみは「こんなに楽しめたワンマンライブは初めてかもしれません。コロナ禍が明けて、お客さまとの一体感を高めていきたいとずっと思ってて、今日がその集大成になったかなと」とニッコリ。13年目に向け「神戸の魅力を全国に発信するのが神戸のご当地アイドルとしての役目だと思っているので、私たちだからこそ伝えられるものを、私たちの楽曲の中にも神戸の魅力って詰まってるので、全力で伝えていきたいなと思います」と、変わらぬ使命感を語った。

 昨冬に加入した13期生の曽谷蘭、村田せれな、深田あゆみにとっては、今回が初の周年ライブ。「めちゃくちゃ楽しかったです。初めは緊張してたんですけど、ライブ中は楽しすぎて楽しすぎて。参加させていただいて、本当にありがたいなって思いました」(曽谷)「私がここにいられるのは、12年間KOBerrieS♪を守ってくださった先輩方、スタッフさん、たくさんの関係者の方のおかげです。私もKOBerrieS♪の歴史をちょっと作れたかなと、うれしく思っています」(村田)「最初はガチガチに緊張してたんですけど、声援をいただいて少しだけ解けて、泣きそうでした。これで終わりではなく、始まりだと思ってもっと頑張ります」(深田)とそれぞれ思いを語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス