タレントの中山秀征が、千原ジュニアのＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに出演。人気イケメン俳優を無視していたことを明かした。

　老舗プロダクション、ワタナベエンターテインメント所属の中山。後輩に吉田栄作がいた。「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパン」に優勝して芸能界入り。「後藤久美子さんの相手役で、すごいスタートを切る新人スターが入ってくるってことで、会社に今まで自分のポスターとか、色んなものがあったけど、もう全部撤収で吉田栄作一色になった。ちょっとピリついてはいたよね」とＶＩＰ待遇の後輩に抱いた複雑な思いを振り返った。

　そんな折だった。会社から帰ろうと、中山がエレベーターを待っていると、開いた扉の向こうに、吉田が立っていたという。「あ、吉田栄作君だ。背も高いんだな。本当にＧパンにＴシャツなんだな」と思い、出てきた吉田に「どうも、おはようございます」と頭を下げて挨拶をしたという。

　しかし吉田は「そのままスルーしたんですよ」と中山。「オレだけじゃないですか、お辞儀してるの。それで無情にもドアは閉まるわけですよね。顔を上げても、吉田さんはいないわけですよ。このヤロウ、面白れえじゃねえか。始まりますよね。始まりました」挨拶を無視され、怒りが着火した。

　その後、「しばらくの間、吉田栄作に対して、一切僕は仕事も別にするつもりはないし、協力するつもりはない。のちに栄作に言われたんだけど、オレの生放送のトーク番組に栄作が来て、オレが質問しなかったという」とトレンディドラマで絶頂期を迎えた後輩に、無視を決めたことを明かした。

　その状態を「逆沢尻エリカ」と自虐。沢尻エリカが「別に…」騒動を起こしたのは、中山がＭＣを務めていた情報番組でのこと。何を聞いても、沢尻にまともに対応してもらえなかったことと、自身と吉田の関係を重ね「やったことをやられただけ。輪廻なんですかね。オレが先に栄作にやったやつだと」と笑わせた。

　その後、広島での生放送の特番で共演したあとに空港で吉田と隣同士になったという中山。そこで、飲みに行くことを誘い、バーで２人きりで酒を酌み交わし、一気に和解したという。中山は、エレベーターでの事件を振ると、吉田は「違いますよ。オレは背中で挨拶しましたよ」と答えたという。