神木隆之介 TBS日曜劇場初主演 看板ドラマ枠に「満場一致」起用 役柄など詳細はまだ謎
俳優・神木隆之介(31)が10月スタートのTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(後9・00)に主演することが12日、分かった。神木が民放連続ドラマに主演するのは2011年放送のテレビ朝日系「11人もいる!」以来13年ぶりで、今回がTBSの看板枠である日曜劇場初主演作となる。
70年にわたる愛と青春と友情、家族の壮大な物語に神木が挑む。舞台となるのは1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京という二つの異なる時代。戦後復興期から高度経済成長期の「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」と、現代の「一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代」を同時に描く。
同局の「アンナチュラル」や「MIU404」という話題作を世に送り出してきた野木亜紀子氏(脚本)×塚原あゆ子氏(監督)×新井順子氏(プロデュース)のヒットメーカーチームによる、オリジナル作品で、新井氏は「1年前から取材などに取り組み、話し合いを進めるなかで主人公は『神木さんがいい!』と満場一致!」と神木の起用について説明した。
戦後を舞台にした作品といえば、神木が主演し、アジア映画として初めてアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」が記憶に新しいが、現時点で神木の役柄や二つの時代がどのように関係するかなどの詳細は謎に包まれている。
神木は「お話をいただいたときは、自分では実力不足なんじゃないかと思いましたが、野木さん、塚原さん、新井さんはじめ、心強いスタッフ・キャストの皆さまがいてくださるので、皆さまに頼りつつ、未熟ながらも精いっぱい演じ切りたいと思っております」と謙遜しつつ意気込んだ。