蓮舫氏 国政復帰を否定「もう考えてない」 自身への批判には「蓮舫だから叩いていいんだ的な空気はキツかった」
7日投開票の東京都知事選に出馬し、落選した元参院議員・蓮舫氏が13日、インスタグラムで生配信を実施。自身に対する批判意見に対して見解を示すとともに、国政への復帰を否定した。
蓮舫はインスタライブで「(都知事選から)一週間たって結構落ち着きました。翌日から落ち着いてたけどね」と笑顔。「今回、達成感があったんだよね。確実に演説を通じてつながってる人がいるってのも分かったし、言葉も届いてたし、それ切望してたって言葉もあって」と手応えを口にした。
そして「その後も、いろいろ叩かれてるらしいんだけど、見てないんでわからないんだよね」と苦笑い。「蓮舫だから叩いていいんだ的な空気はキツかったけど」とした上で、「私だったら我慢できてたし流せたけど、我慢してたら、次の子たちが流しきれない」と、政治家を志す次世代を守りたいという意思を示した。
加えて「東国原さんとかデーブさんとか、ひどいのにはSNSで反論し始めたんですよ。きっちり詰めた。だけど東国原さんもデーブさんも連絡ないからね」と、実名を挙げる場面もさらに、「『女政治家負けた』『何言ってもいい』的な構図」に憤りを示した。
一方で、視聴者から「次のステージ」を問われると「今はね、国政選挙はもう考えてない」とキッパリ。「国政から卒業して、都知事に手を上げて、すごい景色を見たんですよ。1000人単位で聴衆が増えていった演説を初めて見た。あそこまでちゃんと聞いてくださった人たちがいて、120万超える人が『蓮舫』って書いてくれた。これでまた国政に戻るってのは、私の中では違う。渡り鳥みたいじゃない」とし、多くの支持を受けたことにも「あれは都知事として頑張ってほしいっていう応援団だったから」とし、「いったんピリオドだなって思うんだよね」と明言した。