鈴木保奈美「人間不信だった」絶頂「東ラブ」時代の意外すぎる心境の理由「孤独だった。暗くて、尖って、こじらせた」
女優の鈴木保奈美(57)が14日放送のTBS「情熱大陸」に出演。絶頂期だったドラマ「東京ラブストーリー」出演時に、人間不信に陥っていたことを語った。
番組スタッフと食事に行った際のざっくばらんな会話の中で、「本当に生意気なんですけど、(若いころは居場所が)まだここじゃないと思ってて、ピタッとはまってなかったんですよね」と語った。
ホリプロスカウトキャラバンで入賞して芸能界入り。1991年に放送された高視聴率トレンディドラマで赤名リカというクセの強い主人公を演じ、ブレークした。
それでも鈴木は意外なコメント。「わりと10代、20代は孤独でしたよね。『東京ラブストーリー』が24から25歳になるときだったので、そしたらワーッと作品がヒットすると、やっぱり、知らない友達とか親戚が増えるので、ものすごい人間不信になり、一層、閉じこもり、結構、暗かったと思う。暗かった反発で、負けちゃイカンって尖っていたし、結構、こじらせていたと思いますね」。人気女優になったがゆえの悩みを吐露した。
自身は「実力がない。唯一、力があったとすれば、運を持ってくる力だけだと思う」と謙虚に語った。その上で、同年代の女優が出演しているドラマを見て「ここ、私には来ないかー。年、一緒なんだけどな、みたいな。私じゃ、ダメか…って思っているわけですよ」と悔しい思いも隠さなかった。